まだまだゲームはこれから!モバイルへの投資とM&Aの展望
George Marketing Director
NYCに出張中の野田の方からコラムが届きましたので、ご紹介します。
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今日は調査・コンサルティング会員のGlidley & Companyの レポートを紹介したい。 本資料ではここ5、6年間のモバイルへの投資とM&Aの状況を きれいに整理しており、この流れはさらに加速すると結んでいる。 では、モバイルへの投資が活発な背景から説明していく。 世界でのモバイル業界の大きな成長が以下の数字が期待できる。(ページ2) 1)2015年のモバイル関連市場規模は1980億ドル 2)モバイルの通信費(データプラン)の2011年から15年までの平均的な成長率(CAGR)は9% →ユーザがモバイル経由でのネット利用が拡大。 3)同期間でのモバイルコマーシャルのCAGRは39%。市場規模は310億ドル 4)モバイル広告費のCAGRは44%。市場規模は210億ドルへ。 さらにページ3でも高い成長期待について述べられている。 このような大きな成長が期待できるようになったのも、 端末の高機能化と通信環境によるところが大きい。今の携帯は なんでもできる状態だ。(P4) では、投資が活発な分野はどのように分類されているのだろうか。 1)マーケティング・広告 2)Eコマース 3)コンテンツ・サービス 4)ソーシャル が主だった分野となっている。(P7) P11を見てほしい。上記のカテゴリーにおける主だったプレーヤーが 整理されている。赤の点線で囲われている会社は1000万ドル以上のベンチャー投資を受けた企業だ。 P12では年ごとのVCによる投資金額が記載されている。 リーマンショック後、08、09年と低迷し、2010年は急拡大している。 07年までの投資案件で、AdMobなど大型買収が出たことも後押ししているに違いない。 P13では上記のカテゴリー別の投資金額が整理されている。 ここでは08年以降、ソーシャル関連の投資が急拡大している。 投資されているテーマ・企業も様変わりしている。 07年までは初期のアドネットワークやテキストメッセージサービスなど基本的なプラットフォームになりそうなものが選ばれているのに対して、08年以降は特定の分野(より細分化された分野)で成長の期待される企業に投資されている。(P14) では、その投資案件のExit、M&Aはどのような流れになっているのだろうか。P16を見てほしい。 これによると2009年、2010年と金額が増えたことから、 2006年ごろに投資されたものがExitにつながっているのだろう。 そしてP12で見た2008年以降の案件はこれから一気にExitしていくだろうとレポートでは指摘している。 P11で赤線で囲ってあった企業はまだ、Exitに至っていないものがある。かなり大型の増資を行った企業もあるので、上場も十分に期待できる。 ではどの大手企業がExit先なのだろうか。 やはりというか上位4社は買収ネタでよく見る顔ぶれだ 以下、上位からGoogle,eBay,Facebook,Yahooだ。 なおeBayについてはユーザの購買に関わる各分野をうまく 買収していると結んでいる。(P21) このレポートの結論としては勝負はこれから、まだまだチャンス有り。としている。 ユーザのスマホ比率とか伸びる要素が十分にあるためだ。 そしてM&Aの対象たるベンチャー企業もにもアドバイスが あるので紹介したい。(P24) 1)その分野で1位か2位の企業が買収対象となりやすい。 2)規模を最大限に拡大しよう。それがユーザベースかカバーする地域か、評価しやすい指標を最大限に伸ばすべき。 3) イノベーションの先端を目指そう。絶えず先端を走らないといつの間にかマイスペースのようになる。 非常によくまとまった資料だと思うので、ぜひ詳しく見てほしい。 参照元: http://www.slideshare.net/Gridleyco/gridley-presentation-at-mobile-iab-marketplace-july-18-2011
投稿者:George Marketing Director|カテゴリ:業界情報|2011.07.19
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